ドイツ全土だけでなく、様々な国へ

ドイツの高速鉄道で活躍しているのがICEという列車です。1991年に登場し、ドイツの主要都市を結ぶ大動脈として活躍しています。ドイツ国内はもちろん、フランクフルト−パリ、アムステルダム−ケルン−フランクフルト間など、フランス、オランダ、ベルギー、オーストリア、スイス、デンマークなど近隣の国でも運行している顔の広い高速鉄道です。ビジネス客向けのノンストップ便は座席指定がなくても利用でき、鉄道パスなどでそのまま乗れるという、高速鉄道にしては非常に珍しいタイプの列車です。

ICEは、様々な国の様々な事情に合わせるために、運行形態によってタイプが分かれており、電車方式のものやディーゼル方式のものなどで使用するICEのタイプを使い分けています。ディーゼル式のものはやや速度が遅く、時速200kmが最高速度になります。車内はファーストクラスとセカンドクラスに分かれており、フランスのTGVと同じく、ファーストは1列+2列のオープンサロン、セカンドは2列+2列のオープンサロンになっています。ICEの場合は、任意予約制で、乗車日の60日前から予約ができますが、全席指定の方式を取っている便と、そうでない便があるので注意が必要です。取るべきか否かわからない場合や、混雑する区間などは任意予約を取っておいた方が無難です。