オーストラリアの観光列車
あまり列車というイメージのないオーストラリアですが、その中で、キュランダ高原列車は人気の観光列車として観光客を集めています。キュランダ高原列車は、1882年の雨季の時期に、大洪水がおき、ハーバートンという町への食糧供給が滞り、炭鉱夫が餓死寸前の状況に追い込まれました。この事態から、1年中利用できる交通手段の必要性が叫ばれ、この鉄道が作られました。工事は10年にも及び、つるはしとショベルだけの手作業で作られた鉄道は他ではなかなか見ることができない、貴重な鉄道です。中心となるセントラル駅はケアンズの中心地にあり、レトロな雰囲気のフレッシュウォーター駅、バロン川を一望できるバロン駅を通ります。バロン駅では約10分停車してもらえるため、ゆっくりと壮大な川を見物することが可能です。終点のギュランダ駅はトロピカルガーデンが非常に有名で、建物は世界遺産登録されています。世界最古の熱帯雨林を眺めながらの列車の旅は、心も体もリラックスできるとして、世界中から観光客が訪れています。